小規模下水処理場特有のニーズ、たとえば流入水量の変動への対応、維持管理の容易さなどを追及した下水処理システムです。
オキシデーションディッチシステム(OD法)は、中小規模下水処理場用のシステムで、処理方法がシンプルなため、建設費の低減、維持管理も容易なBOD*・窒素の同時処理システムです。曝気装置のロータにはスクリュー型、縦軸型、水中プロペラ付散気式、横軸型があります。
(当社比)
オキシデーションディッチシステム(OD法)は、長円形・円形・馬蹄形などの循環水路の反応槽に下水を24〜36時間滞留させ、活性汚泥の働きで処理する方法です。大都市に多い従来の標準活性汚泥法に比べて、建設費が安価で維持管理が容易、しかも安定した処理水質が得られるため、小規模下水に適した処理方式として全国で採用されています。曝気方式はスクリュー型、縦軸型、横軸型などがあります。
オキシデーションディッチシステム(OD法)
システム構造