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Hitachi
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粗目・細目の異なる2種類のスクリーンを組み合わせ、通水能力を拡大します。
スクリーンにはSUS304を採用、高いパフォーマンスと長寿命化を支援します。

概要

下水処理場やポンプ場に設置されている除じん機の目幅を縮小する場合は、通水能力の低下による上流部での浸水などの影響が問題となります。また、3面ろ過が可能で通水能力が大きな、ろ面循環式除じん機を設置する場合は、通水能力は大きい反面、しさの搬送・分離設備などの周辺設備改良を考慮する必要があります。
「デュアルスクリーン」は、こうした問題に対応する除じん機です。目幅の異なる2種類のスクリーンを組み合わせることにより、従来型の除じん機に比べて、大きな通水能力を有します。また、既設の除じん機と同じ構造で製作できるため、周辺設備の改造を最小限に留めることができます。

特長

  1. 大きな通水能力
    目幅15mmでも従来型除じん機の目幅20〜25mmと同程度の開口率を確保でき、通水能力も同程度になります。
  2. 細じん除去が可能
    細目スクリーンにより細じん除去が可能です。
  3. 周辺設備の改造が少ない
    既設の自動除じん機(連続式・間欠式)と同じ構造で製作できるため、本体ならびに周辺設備の改造を最小限に留めることができます。
  4. 省スペース
    粗目スクリーンと細目スクリーンの機能を兼用できるため、省スペース化が図れます。
  5. 信頼性
    2008年3月 財団法人下水道新技術推進機構 建設技術審査証明第0732号を取得しています。

(当社比)

システム・装置概要

下水処理場やポンプ場に設置されている除じん機の目幅縮小化を検討する場合、スクリーン損失水頭の増加による、上流部への浸水などの影響が懸念されます。「デュアルスクリーン」はこうした問題を解決する除じん機です。目幅の異なる2種類のスクリーンを組み合わせることにより、従来型除じん機に比べて高い開口率を確保できます。

画像:装置概略(連続式自動除じん機への適用例)

適用分野

  • 各種沈砂池設備
「デュアルスクリーン」は、(株)日立プラントサービスの日本登録商標です。