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Hitachi

株式会社日立プラントサービス

写真:データセンタ(データセンタ向け省エネ局所空調システム「Ref Assist」(レフアシスト)

電算機用空調機(床吹出空調方式)対応「IT設備連携省電力化ソリューション」

従来のデータセンタでは、IT機器(サーバ他)の稼働状況にかかわらず、一定の室内環境を維持することを優先していたため、室内の冷やし過ぎによる過剰な空調電力が消費されていました。

そこで、データセンタ全体の省エネルギー化を図る「IT設備連携省電力化ソリューション」を開発しました。IT設備連携省電力化ソリューションは、IT負荷最適配置システムと空調最適化制御システムから構成されています。IT機器と空調機の稼働情報を相互に連係させ、IT機器の負荷に応じて空調機を運転制御し、空調の無駄を省きます。

IT設備連携省電力化ソリューション

  1. IT負荷最適配置システム
    IT機器(サーバ他)の稼働率が比較的小さい場合は、少数のIT機器に負荷を集約(片寄せ)し、必要部分以外のIT機器の電源をオフにすることでIT機器の消費電力を削減します。
  2. 空調最適化制御システム
    電力管理システムで収集したIT機器の電力・温度情報、IT機器構成情報に加え、高速環境シミュレータで室内の温度解析(解析時間約1分)を行い、空調機の消費エネルギーが最小となるように空調機を最適化制御します。これにより良好な室内環境を維持しつつ空調機消費電力を削減できます。

IT負荷最適配置システムによる片寄せと空調最適化制御システムによる空調機の最適制御により、日立製作所の実証環境において消費電力が約30%削減されることを実証しています。*1

*1
5000人規模の企業における業務システムおよびメールシステムの実環境の稼働状況を再現し、効果を検証しています。大量の仮想サーバを有するシンクライアントシステムやWeb・メールシステムに適用することにより、さらに高い消費電力の削減が期待できます。

改善前

サーバ1台当たりの稼働率が低いにもかかわらずIT機器全体を稼動していたため、無駄な消費電力が発生。さらに、室内全域に対して空調を行っていたため、冷やしすぎによる無駄が発生。

改善後

サーバの稼動を片寄せし、必要なサーバ以外の電源をオフにすることで、IT機器消費電力を削減。また、空調も熱負荷発生部分のみ運転させ、空調消費電力も削減。